こんにちは、外食15年生の外食一兵卒です。
今日で2020年度も終わりですね、明日から2021年度開始。
会社が新体制になる時期でもあり、後輩ができる方も多くなるでしょう。
1日でも早くコロナが終息してほしいですね。
ゴールドマンサックスの新人アナリストの不満
3月中旬にニュースが舞い込んできました。
ゴールドマンサックスの新人アナリスト13人が自身の労働環境の過酷さをパワーポイントにして、上層部に直訴しました。
週100時間労働の常態化!!
てことは1ヶ月の労働時間が400時間以上なんですね・・
お願いだから週80時間労働を上限にしてって悲痛な叫びです。
外食業界も長時間労働ではありますが、ココまではいかないのでは!?
私自身も新店のメンバーに選ばれたときには、残業だけで100時間くらいありました。
それでも最初の月だけでしたし、所定労働時間と合計しても、月280時間くらいでした。
ウォール街は長時間労働に耐えられる人向けの業界と記事にもあります。
短期間で稼ぐだけ稼いで、転職していく感じなのでしょうか。
在宅勤務との相性は悪い??
アメリカでは、この新人アナリストたちの資料を見て反応が割れたようです。
とある銀行幹部
「案件が立て込めば自分も週95時間働いたことはある。
何を甘えているのか」
米CNBC投資情報番組司会者
「4時間睡眠で生きていけないとは情けない」
結構、手厳しい反応ですね。
ご年配の方々でしょうか・・・
「自分も若いときは、それぐらい働いた!」的なやつですね。長時間労働自慢。
一方で、
「長時間労働は一種の新人いじめだ」
「優秀な人材を確保するには業界の風土を変える必要がある」
という意見もあります。
ゴールドマンサックスも含めた銀行は、新入社員に実地で仕事を教えるのがスタイルです。
しかし、このコロナ禍で在宅勤務が定着してしまい、結果として長時間労働になってしまうのでしょう。
在宅勤務はオンとオフの境界線が曖昧になりがち。
しかも上司がすぐ近くにいないので、質問もしづらい環境なのでしょう。
在宅勤務て、良いことばかりじゃないんですね。外食業界の人は在宅勤務あこがれるケド。
そういえば緊急事態宣言中にスカイプで会議はしましたね!
自宅で上半身だけビジネススタイルだったから楽でした(笑)
たまにならいいかも。
過労死ライン
ちなみに我が国の厚生労働省。
過労死に至る基準を示しています。
・業務と過労死の関連性が徐々に強まる
『週40時間を超える時間外労働、休日労働がおおむね月45時間を超えて長くなる場合』
・業務が過労死認定に至ると強く評価する
『発症前1ヶ月間におおむね100時間または発症前2ヶ月間ないし、6ヶ月にわたって1ヶ月あたりおおむね80時間を超える時間外・休日労働』
ふむふむ。
つまり残業時間が1ヶ月あたり80時間を超えてきたら、過労死あぶないですよってことですね。
ウォール街に比べたら、聞こえは良いと思います。
この基準を示してる厚生労働省自体が、長時間労働省と言われてますが、大丈夫でしょうか・・
我々は何をすべきか?
今は外食業界もピンチなので、新入社員採用は抑制されていると思います。
とはいえ、コロナはいつかは治まります。
そのときには、新入社員も入社してくることでしょう。
その新入社員が長時間労働をしない為にも、我々先輩たちが環境を整えておく必要があると思います。
コロナ治まっていない状況では、時期尚早かもしれません。
しかし、
新人がちゃんと休日を取れる
この2点は先輩たちが寄り添うことで、解決できると思います。放置しない。
「キツキツのシフトでそんな余裕ない!」
という意見もごもっともです。
それでも、やっていかなければならないと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!