こんにちは、外食16年生の外食一兵卒です。
本日は2021年4月6日です。
昨年最初の緊急事態宣言が4月7日に発令されて、まもなく1年です。
発令前から、街は人が少なく売上もとんでもなく低かったのを記憶してます。
まさに開店休業状態でした。
あれから激動の一年。
本当にいろんな意味で勉強できたと思います。
やっと働ける
本日の日本経済新聞の12面に目が留まった記事がありました。
JALの客室乗務員の方のお話です。
JAL・ANAと言えばコロナで最も悪影響を受けてしまった企業です。
今は何とか雇用は維持しようと、「社員シェア」なるものを行っています。
業績が回復するまで、社員に別の企業で働いてもらう仕組みです。
ここでは、コールセンターでの記事でしたが、他のニュースを見ると小売り・IT等の全くの異業種で働かれている方もいらっしゃる模様。
今まで自分が歩んできたものと、全く異なる分野で働くことに戸惑いはあったと思います。
私自身も、同じ外食でも(というか同じ会社)居酒屋からファーストフードに移っただけでも戸惑いありました。
なにしろ夜勤務から朝勤務に代わるので、生活環境そのものが変わります。これって体を慣らすだけでも一苦労です。
同じ業種ですら、苦労があるわけですから異業種なんて尚更です。
客室乗務員になられる方は、相当努力をされて、客室乗務員の職を得ています。
やっぱり人気職種なので、競争率も相当なもの。
それがいきなり飛行機飛ばせないから、他の会社で働いてくれ、と言われるわけです。
相当抵抗あるのかな、と思いながら記事を読み進めていましたが、全く逆の声でした。
「やっと働ける」
この声は、本当に心からの声だと共感できました。
仕事がない中で、社会に貢献している実感を持てない毎日を過ごすつらさが募った。
日本経済新聞
会社が用意した出向プログラムは、全て申し込み件数が定数に達したそうです。
- 1人分の募集に対して、申し込み80人
- 5人分の募集に対して、申し込み250人
この「やっと働ける」という思いは、誰しもが持つものなのでしょう。
私も「やっと働ける」
私自身も緊急事態宣言が発令され、お店が休店となりました。
結果として約1か月半の長期休みをもらったような感覚です。
はたから見ると、たくさん休みもらえてよかったね。と思われるかもしれません。
しかし、私は全くの逆です。
同じ会社の仲間が働いている中、自分は休んでいて申し訳ない気持ちしかありませんでした。
家族と過ごす時間は多く持てましたが、不安の方が大きかったです。
明日はどうなるのか?
給料はもらえるのか?
持ち家を手放すか?
・・俺、なんで生きてるんだろ?
何のために生きてるんだろ?
もうこればっかり頭に浮かぶ毎日でした。後半とかアブナイですね。
社会に貢献している実感を持てずに、有意義でない1日が繰り返されていくのです。
読書で自己啓発もしてましたが、やはり「労働」がなければ、生きてる実感が湧かないのです。
お店が再開して、働けたときは本当に嬉しかったです。
「やっと働ける」
この思いです。なので、JALの方々の思いはよくわかるのです。
最近、FIREという言葉が流行ってます。
こっちじゃないですね。
FIRE(Financial Independence,Retire Early)
経済的に自立し、早期リタイアを実現する。という意味です。
コロナ前までは、私もあこがれてました。
でも、今はあまり魅力的に思えません。
やはり「働きたい」のです。
もちろんFIREを目指したい人の気持ちを否定はしません。
ただ私は労働に価値観の重きをおきたいとコロナで思いました。
働いてないと、自分が時間を無駄に過ごして、腐っていくような感覚に陥ってしまうからです。
なので、私の場合リタイアはもう少し先になりそうです。
JALとANAの株探
私はANAの株を持っていました。
しかし、2020年4月に売却してしまいました。
約8年ほど保有していましたが、コロナで先が見えなかったので決断しました。
本当はお気に入りだったので、墓まで持っていくつもりでした。
そうしたら、1か月後にまさかのバフェット氏が航空株を売却しました!
投資の神様が、私の後追いを・・?
なんてね。
たしか2400円台で売却したような。
もっと落ちてしまうかと思ったのですが、むしろ2000円割りませんでした。
2000円~3000円間の往復が続いてます。
JALは保有したことがありません。
2位が好きなんですよね(笑)
ANAを買ったときは2位でした。
通信もNTTじゃなくてKDDI持ちです。
JALもANAとほぼ同じようなチャートの動きですね。
航空業界が再び上昇気流に乗れるように、陰ながら応援しております。
やっぱりまたホルダーになりたいので(^^♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!