【人を動かす】読んでみた!読書の時間

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こんにちは、外食16年生の外食一兵卒です。

今回は世界的ベストセラーであるデール・カーネギー著「人を動かす」を読んでみました。

外食の世界では、バイブルとまで言われております(あれ?言われてるよね!?)

人間関係がこうしたら、うまくいく!みたいなエピソードがたくさんあります。

デール・カーネギーさんは色んな職を経験されていた方です。

雑誌記者・俳優・セールスマン・教師・小説家・評論家などなど、畑が違い過ぎる・・・

そんな中で得てきたものを、むしろノウハウとして言語化したものがこの本だと思います。

人間関係の原則

本の構成として、以下の原則が順番に記載され、それぞれのエピソードが小ネタ的に展開されていきます。(小ネタなんて書いたらカーネギー先生に怒られるかな(-_-;)

人を動かす三原則
1.盗人にも五分の理を認める
2.重要感を持たせる
3.人の立場に身を置く

人に好かれる六原則
1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔を忘れない
3.名前を覚える
4.聞き手に回る
5.関心のありかを見抜く
6.心からほめる

人を説得する十二原則
1.議論を避ける
2.誤りを指摘しない
3.誤りを認める
4.おだやかに話す
5.イエスと答えられる問題を選ぶ
6.しゃべらせる
7.思いつかせる
8.人の身になる
9.同情を持つ
10.美しい心情に呼び掛ける
11.演出を考える
12.対抗意識を刺激する

人を変える九原則
1.まずほめる
2.遠回しに注意を与える
3.自分のあやまちを話す
4.命令しない
5.顔をつぶさない
6.わずかなことでもほめる
7.期待をかける
8.激励する
9.喜んで協力させる

幸福な家庭をつくる七原則
1.口やかましくいわない
2.長所を認める
3.あら探しをしない
4.ほめる
5.ささやかな心づくしを怠らない
6.礼儀を守る
7.正しい性の知識を持つ

これ全部実践できたら、人を動かせる人間になれそうです。

顔をつぶさないっていうのは上司にも部下にも同僚にも

この中で「人を変える九原則」の中の顔をつぶさないっていうのが一番印象に残りました。

相手の顔をたてる!これはたいせつなことだ。

しかも、その大切さを理解している人は果たして何人いるだろうか?

自分の気持ちを通すために、他人の感情を踏みにじっていく。相手の自尊心などは全く考えない。

もう少し考えて、ひとことふたこと思いやりのある言葉をかけ、相手の心情を理解してやれば、そのほうが、はるかにうまく行くだろうに!

人を動かす

世の中には、マウントを取りたがるケチ付け上司が多いと聞きます。

以前の上司もそうでした(^-^;

部下の顔をたてないんですよね~

自分の影響を強めることに意義を感じてしまっている気がしてなりませんでした。

マコなり社長も怒ってらっしゃいます。

逆に部下の顔をつぶさない上司なら、「ついていきたい!」と思ってくれる部下が増えると思います。

自分も気をつけねばと改めて思います。アルバイトさんに対して。

自分が正しくて、相手が間違っているとしても、その顔をつぶすような意地悪な接し方をしていれば、相手の自尊心を傷つけるだけで終わってしまいます。

そうなってしまったら、良いチームなんて作れないかもしれません。

人が動くのは正しい、正しくないではなく、感情によって大きく左右されます。

それが人間といふもの。

であるならば、他人を追い込むようなやり方はよくないですね。

相手の自己評価を傷つけ、自己嫌悪におちいらせるようなことを言ったり、したりする権利は私にはない。たいせつなことは、相手をわたしがどう評価するかではなくて、相手が自分自身をどう評価するかである。相手の人間としての尊厳を傷つけることは犯罪なのだ。

人を動かす

常にベクトルを自分自身に向けていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!